半年ぶりの観劇 MUSICAL『憂国のモリアーティ』Op.2 -大英帝国の醜聞-
私は2020年8月16日に京都劇場で行われていたミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.2 -大英帝国の醜聞-を観劇しに行きました。
私にしては2020年1月末に行われたあんさんぶるスターズ!の舞台以来の劇場での観劇だったので、約7ヶ月ぶりに劇場に足を運びました。
先に言っておきますが、私は原作を1ミリも読んだことがない+昨年度の初演を観劇していない状態で書いてます。
以下は感想や久しぶりの観劇をした自分の気持ちの殴り書きなので許せる方のみスクロールお願いします。
モリミュ自体は昨年度行われていた初演から友だちづてで知ってはいました。初日の幕が上がるまではチケも余裕で買える状態だったのに上がってしまえば即当日券も売れまくれ完売とも聞きました(間違えてたらごめんなさい)。
兎にも角にも周囲からの評判がかなり良かったモリミュ。興味自体は以前からありましたが、如何せん自分はモリミュに出演していない舞台俳優さんを応援しており、ぶっちゃけ観に行く余裕がありませんでした。しかし今作はご縁があってOp.2を観劇することが叶いました。
先述しましたが、観劇自体は7ヶ月ぶりです。舞台俳優のおたくをするようになってから、こんなに長い期間劇場に足を運ばなかったのは初めてです。
7ヶ月前に劇場に足を運んだ時から随分と劇場の様子が様変わりしていました。コロナのせいでしょうがないとは思いつつ……
具体的な感染対策は以下の通り
⚪アルコール消毒→検温→靴の裏を雑巾みたいなので足踏み→チケもぎりは自分で行う
⚪座席は1つずつ空いてる
⚪1階前方席のお客さんはフェイスシールド
⚪ロビー客席内では私語を慎むように
⚪終演後の退席も席順で時間差
⚪上演中もマスク必須
⚪公演グッズの事前予約販売、劇場内でのグッズ販売は見合わせ
多分他にも私が気づいてない所もあるんだろうな……と思いつつパッと思い出さたのだけ抜粋しました。人が行き交うそこらへんの飲食店や量販店よりしっかりしてるし安全だなとの印象を受けました。
ですが、劇場に足を踏み入れることが出来て私はとても幸せで、やっぱりあの空間で舞台を観るからこそ舞台が完成されるんだなと考えました。
このコロナ期間で数々の舞台や舞台俳優さんのネット配信……がありましたが、私が悪いのですがどれも最後まで集中が続かず。少しでも飽きた展開だな〜と思えばスマホを触れることも出来るしお手洗いにだって行けるのが配信。それらが出来ないのが劇場。この不自由さがとても良いなと痛感しました。
何より同じ空間、場所に観劇している人がたくさんいること。それこそコロナ前は、開演前に連番してる友だちや隣の方とずっと喋って緊張を和らげてたり楽しみを膨らました会話をしている時に『もうそろそろ時間かな?』と時間を確認したり、何故か急に劇場にいる全員の息が合ってシーンとなったり(笑)そして照明が消えて喋り声も全て消える……あの瞬間が好きでした。
今回は私語を慎むようにということがあったので、ロビー入場してからこんな劇場は見たことが無いくらいの静けさ。
でも舞台が始まってからは普段通りでした。普段通り、それ以上の熱量の演技を観ることが叶いました。
やっぱり舞台はすごい!芝居はとても良い!!
約7ヶ月ぶりの観劇がモリミュで本当に良かったなと思える公演でしたし、初演を観劇しなかったのが本当に悔やまれるくらい。この作品は2.5次元で括るような作品じゃなく、もっと色んな方に観てもらいたいなと感じた……
個人的に凄かったなと思ったのが大湖せしるさん演じるアイリーン・アドラー。
原作読まずに行ったので、ボヘミア王からアイリーンに変わるシーンに度肝を抜かれました。あと大湖さんて元宝塚なんですね、通りでの演技だな……と思いました……凄かった…… Op.3以降があるのならボンド役がとても楽しみ。
あとアンサンブルさん達。この方たち無しでモリミュは完成しないと思った。アンサンブルさん何人おるんや??ってくらいの早着替え。目が追いつかなかった……(笑)
他にも素晴らしいシーンがあるモリミュ。魅力は書ききれないのですが…Op.3がとても楽しみです。
それでは読んでくださった方ありがとうございました。